人権教育講演会
『見た目問題』ってなぁに? アルビノってなぁに?
見た目の違いによる生きづらさを抱えて
アルビノは、肌や髪、目の色が白く、見た目に特徴が表れやすい体質です。見た目の違いによる偏見や、目の見えづらさ、そしてアルビノに対する周囲の無理解によって、生きづらいと感じている方もいます。
「アルビノ・ドーナツの会」は、薮本さんがアルビノの人たちのネットワークづくりを目的として立ち上げました。アルビノの当事者や共に寄り添って暮らす人たちが情報交換を行い、より多くの人にアルビノについて広めていくことを主な活動としています。会を立ち上げる以前は、当事者と出会ったことも話す機会もほとんどなかったという薮本さん。活動を通じて多くの方と交流し、将来への不安が解消されていったといいます。
笑顔の輪っかを作りたい
支え合える「人の輪」を作ることを目標に、ドーナツのように、食べると笑顔の出るような身近な存在でありたいと命名された「ドーナツの会」。交流会を主軸として、学校、地域などに対して理解を深めるための講演活動、他団体との合同イベントなどを積極的に行っています。
見た目が周囲と違っていることに触れないことがいいのではなく、正しい情報や知識を学び、理解を深めていくためにも、ぜひ人権教育講演会に足をお運びください。学校の夏休みに開催します。どなたにでもわかりやすくお話しいただきますので、小中学生もふるってご参加ください。
【薮本 舞さんプロフィール】
○アルビノ・ドーナツの会代表。
○先天性眼皮膚白皮症(アルビノ・アルビニズム)として生まれる。
○「見た目」の違いやアルビノへの無理解等から自身も就職活動で苦労した経験を経て、アルビノの人たちの当事者グループ「アルビノ・ドーナツの会」を2007年に設立。さまざまなグループと連携しながら、アルビノの情報発信や当事者やご家族、関係者の交流会を開催する。
○一般財団法人八尾市人権協会内「見た目問題相談センター」の相談員としても活躍中。
【 日 時 】7月28日(金) 午後1時30分~3時
【 会 場 】地域総合センター塚口 3階 集会室
【 対 象 】尼崎市在住・在勤・在学の方
【 定 員 】40名(先着順)
【 申 込 】7月3日(月)よりお電話またはFAX、センター窓口にて受付けます。
※ 手話通訳が必要な方は申込時にお申し出ください。
2023/06/26