人権教育講演会「ぬくもりを感じて」開催

人権教育講演会
「ぬくもりを感じて」
同和問題学習はすべての人間が幸せになるための勉強
 「部落差別をなくすことに人生を懸け、子どもからお年寄りまで熱い思いを伝えたい」と全国で講演活動を続ける中倉茂樹さん。
 高校3年生まで自分が被差別部落の人間と気づかずに育ちましたが、高校の人権集会で行った「部落民宣言」をきっかけに、本格的に同和問題に取り組み始めます。

強くなるために = 自分の弱さを語ることしかない
 ほんとうの仲間とのつながりやぬくもりを、活動を通して得ることができ、仲間から感じた「ぬくもり」をみんなに伝えられる人間になりたいという決意の前に待っていたのは差別との闘いでした。同和地区出身であることを理由に受けた「結婚差別」。一時は絶縁状態となった妻の両親や親戚を、偏見から解き放したのは・・・。
 「同和問題を若い人たちに決して残さない」という強い意志を持つ中倉さんは「刺激的ナイスガイ」と呼ばれており、自らの体験をユーモアをおりまぜながら語るご講演は、どの年齢層の方でもわかりやすいと定評があります。聴衆を巻き込んでお話をされるため、ただ聴くだけより自らのこととして考えることができます。
 同和問題は同和地区に住む人たちやその出身者だけの問題ではありません。心の中にある隠れた差別意識に向き合い、気づくことができる講演会です。

徳島県人権啓発青少年団体連絡協議会
「止揚(しよう)の会」中倉 茂樹 さん

中倉茂樹さん プロフィール
〇1977年3月23日
徳島県吉野川市(旧麻植郡)山川町に生まれる。
〇四国学院大学特別推薦入学選考
『被差別部落出身者枠』第一期生
〇徳島県人権啓発青少年団体連絡協議会
『止揚の会』事務局
〇徳島県人権エンタメ集団『友輝』リーダー
全国各地から招待され、年間約100回の講演を行っている。「通算講演回数は3,000回以上!!」

【 日 時 】6月24日(土) 午後1時30分~3時
【 会 場 】地域総合センター塚口 3階 集会室
【 対 象 】尼崎市在住・在勤・在学の方
【 定 員 】40名(先着順)
【 申 込 】6月1日(木)よりお電話またはFAX、センター窓口にて受付けます。
※ 手話通訳が必要な方は申込時にお申し出ください。

主催:尼崎市立地域総合センター塚口
共催:塚口地域人権教育啓発促進委員会

2023/05/23