令和
平成31 (2019) 年4月1日、新元号『令和』が発表され、この5月1日施行となりました。総理大臣からは「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」と説明がありました。『令和』の典拠は、「万葉集」巻五の「梅花謌卅二首并序(梅花の歌三十二首、并せて序)」にある一文です。天平二(730) 年、大宰府長官大伴旅人の邸宅で催された宴「梅花の宴」を表しています。
(原 文)
于時、初春令月、氣淑風和、梅披鏡前之粉、蘭薫珮後之香。
(現代日本語訳の一例)
時は、初春の令( よ) い月であり、空気は美しく、風は和 やかで、梅は鏡の前の美人が白粉( おしろい) で装うように花咲き、蘭は身を飾る衣( ころも) に纏( まと) うのように薫( かお) らせる。(『令』は、物 事のつやがあるように美しいの意) (Wikipedia より改編)
希望に満ちた新しい時代を切り拓いていきたいですね。