お知らせ
「対馬丸撃沈事件 語り部による講話会」実施報告(開催日2026.8.7)

沖縄県那覇市の対馬丸記念館とリモートで繋ぎ、対馬丸記念館館長の平良次子さんにご講演いただきました。参加者の中には前回の平和学習映画会に参加されて事件に興味を抱いた方や、沖縄県出身の方などもおり、皆さん熱心に講演をお聞きになっていました。
平良館長は対馬丸事件の生存者 平良啓子さんの娘でもあるため、事件についてより詳しいお話をしていただけました。対馬丸が米潜水艦の攻撃により沈没した経緯や生存者3名(その内の1人が平良啓子さん)の証言など、当時のリアルな状況が伝えられました。中には聞いていられないような話もあり、あらためて戦争の恐ろしさを強く感じました。
「今まで生き残った人の中には、戦争で亡くなった人の代わりに生きている(生かされている)と言う人が沖縄にはとても多い」
講演で平良館長が語った印象深い言葉です。生存者の方々は精神的にも身体的にも大きな被害を受け、大変苦しい思いをされてきました。しかし自分は亡くなった人たちの代わりに生かされているという心情の中で、戦死者の代わりにこの体験を語り続けなければならないと活動を続けていらっしゃいます。
非体験者であっても過去の戦争に関係のない人はいない。非体験者にできることは、次世代に受け継いでいくために記憶を正しく記録し、慰霊碑など戦跡を目に見える形で残して風化させないことです。私たちが戦争について学んできたことをどう生かすか、次世代のために何が出来るのか、しっかりと考えていくことが重要であるとあらためて考える時間となりました。
『本当に良かった』『臨場感があってとても感動した』 『昔の事を思い出した』『実際の話を聞いて涙が出た』参加者からは様々な感想をいただき、貴重なお話を聞けて講演会に参加できてよかったと仰っていただけました。
暑い中、参加いただいた皆さまありがとうございました。