お知らせ

「韓国ドラマを通して、差別について考える~韓流ブームを振り返りながら~」人権教育講演会 実施報告(開催日2026.4.10)

投稿日時: 2026年04月14日

新年度最初の人権講演会として、人権教育講演会「韓国ドラマを通して、差別について考える~韓流ブームを振り返りながら~」と題し、兵庫県隣保館連絡協議会事務局員の高 吉美さんにご講演いただきました。

2004年「冬のソナタ」の流行から日本では韓流ブームが巻き起こりました。それまでの日本人は韓国に対してあまり関心がなく漠然としたイメージしか抱いていませんでしたが、この冬ソナブームの影響で韓国に対する関心が深まり、良い方向へとイメージが大きく変化しました。在日コリアン3世である高さんはその変化を肌で感じたと仰っていました。

韓国ドラマでは差別問題等をあからさまに描きます。例えば、ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」では厳しい身分制度が描かれています。被差別民であった人々がどのような扱いを受けていたのかも作品内ではっきりと描かれており、視覚的に当時の様子を窺うことができます。また講演会の中で被差別民に強制されていた身分差別について説明いただきましたが、日本の部落問題と通じる点があるようにも思えました。韓国ドラマは過去の歴史やその当時の社会問題を知る上で非常に役立つコンテンツだと捉えて良いのかもしれません。

用意してくださった資料に沿って講演会を進めていただきましたが、在日コリアンとして高さんが感じたことや自身の思いなども交えてお話いただき、分かりやすく大変勉強になる講演会となりました。参加者の中には韓国ドラマを見たことがない方もいましたが、「今回の講演会を通して見てみたくなった」「もっとお話を聞いてみたかった」というお声を頂き、参加者の皆さんにとっても有意義な時間になったことと思います。

当日は悪天候でしたが、足元の悪い中ご参加いただいた皆さまありがとうございました。

カテゴリー: お知らせ